インテリアデザイナーの視点
インテリアと聞くとどうしても家具や雑貨を思い浮かべてしまいますが、そういった先入観はインテリアデザイナーを目指す上で捨てなければなりません。
家具や雑貨だけでなく、照明、つまり光をデザインしたり、調度品や時には絵画、オブジェも視野に入れて空間を創り出すことになります。
屋内の空間に存在するものすべてに対して対応できる知識と経験が必要とされてきます。
色や形といったことはもちろん、それらの組み合わせやディスプレイとしての機能性も考慮します。
インテリアデザイナーの活躍の場は商業施設に多く、単に見た目が美しい、住みよいというだけでなく、商品が映える構成を考え出すことも必要です。
小売店などの店舗のデザインをする、ということはマーケティングやお客様の動線の確保、商品の効果的な見せ方、入ってきやすい店構えなど、建築家の要素も入ってきますので、インテリアデザイナーの仕事というものはかなり幅広いものだと言えます。